同じ石から感じる力、メッセージの個人による違い

パワーストーンHOME
パワーストーンについてのコラム
同じ石から感じる力、メッセージの個人による違い

パワーストーン　３通りの解説

パワーストーンに関する本って、最近本当に増えていますよね。

でも、ほとんどの本が書いている内容がバラバラだと感じたことはありませんか？

パワーストーンの力そのものがロジカルなものではなくて、非常に感覚的なものなので一致しない部分が多くあるのは仕方がないのですが、大体パワーストーンの力について解説されたものは大きく分けて、３通りの流れがあります。

①古くから伝えられている文献、伝承や　有名なクリスタルワーカーさんのリーディングなどを元にした解説

②石を販売する為にパワーストーンという言葉ができ始めた頃につけられた意味（基本は色をベースにしている）がそのまま今まで引き継がれてきている

③石の力を感じることのできる人のリーディング　①と近いですが、これは本の著者だったりします。

つまり、個人的に感じる部分を紹介しているわけです。

僕の場合は、①の情報、その他の書籍や資料の情報をとにかく集めて波動測定で検証し、それをまた、信頼できるクリスタルワーカーさん等にフィードバックし、セッションしながら、そこから得た物をまた測定で検証していくという流れをとってきました。

いわば、①と③の複合がイメージ的に近いです。

どれが正解でどれが間違いということではないのですが、一番問題なのは、表面的なイメージのみが先行し、意味のみが一人歩きしている場合が多いことだと感じます。

いずれにせよ、こうやって石の持つ力を云々書いている僕が言うことではないのですが、知識的な情報をたくさん手にするよりも、石そのものを感じる経験を積み重ねていくことの方が本当の意味で石と共鳴する為に大切なことだと思います。

▲　ページトップへ

同じ石、異なるイメージ

たとえば同じローズクォーツの持つ力を別々の本で違う内容、解釈で記載していたとします。

両方ともプロとしてパワーストーンを扱われている方です。

まず前提として同じローズクォーツといっても個体が違うわけですし、石自身の経験も違うので厳密に言うと同じ石ではないわけですが、それでも概ね種類としてのローズクォーツから感じるエネルギーは同一に近いと思います。

この場合、２つのことが考えられます。

Ａ、実際に違うエネルギーを感じている

Ｂ、文章の尺の問題（つまり、書きたい内容が文章量の問題で書ききれていない）

書籍などであればＢ的な状況も考えられるのでこれは仕方がないと思います。

ただ、Ａの実際に違うエネルギーを感じているというパターンもかなり多いのです。

正確に言うと、全く違うエネルギーを感じるということではなく強く感じる部分、ポイントが違うということです。

全ての石に言えることですが、ローズクォーツ＝恋愛、というように短絡的に石を定義づけることは本来かなり無理があることではあるのです。

ただ、文章などで表現する場合はこれは仕方が無いことでもあります。

石は人と似ていて、初対面の時にその人から受ける第一印象、次に合った時の第二印象、その後しっかりと付き合っていくと見えてくる部分、更に、同じ人に対しても、人によって抱いているイメージや印象が全く異なる場合が多いように、石の持つ力もその人と石との関わり方やその人自身の置かれている状態や、その石と関連がある部分でのレベルによっても、同じ石から受ける力やイメージ的なものが全く違ってくるのです。

例えばローズクォーツの持っているエネルギーの幅が１～１００までの範囲があったとします。

３０くらいの部分のエネルギーを感じている人もいれば８０くらいの部分のエネルギーを受け取っている人もいるわけです。

ここで得られるメッセージは全く違うと言っても良いと思います。

上記の部分は更に一歩踏み込んだものであったり、特定の状況において、その石を必要としている人に対して効果を持つ石のエネルギーについてです。

もちろんその石が最も強く持っている最大公約数的な意味、メッセージはとても感じやすい部分ですので、多くの人が近い印象を受けると思います。

同じ石に対しても人によって好き嫌いがあったり、受けるエネルギーが違ったり、それは人間関係ととても似ているのかもしれません。

たくさんの石を持とうとする人もいるでしょうし、同じ石ばかりを集める人もいます。

たった一つの石と物凄く深い関係を築いている人もいますし。

人の数だけ石とのかかわりがあると言っても良いと思います。

ですから、例えばパワーストーンの本等はまぁ…恋愛必勝マニュアルみたいなもの（笑）なのかもしれません。

もちろん、石を持つ事で幸せに近づきたいと思う事は当たり前のことだと思いますし、誰だって幸せになりたいと思う気持ちは一緒です。

ただ、人間関係に例えたのは、石との関係を親友や恋人、家族のようなものとして、その人といる事で、楽しかったり幸せな気持ちになるし、その人間関係が幸せを運んでくることはあります。