こう見えて、僕はかなり挫折の多い人生を歩んできました。
20代中盤くらいまでは周囲の人間関係を何度もリセットせざるを得ないようなこともあり、
僕には自分の居場所が作れないのではないか… と思うこともありました。
そんな僕が今はこうして、多くの方と、パワーストーンを通じて継続的な
お付き合いをさせていただいている。
ずっと地元を離れていた僕が香川に戻った時、ほとんど仕事の経験も無いまま、
未絵ママに知り合いの会社に修行に出すような感じで、就職させられたのです。
それまで東京にいた僕は、香川に戻るつもりなど毛頭無かった為、地元の友人も全く音信不通状態、
物凄い孤独感を感じていました。
香川での生活にも少しずつなれた頃、元来の性格で、このままで終わることはできない、
という強い思いばかりが先行して、
何かできることは無いか!!
と、当時知り合った仲間とイベントをやったりして、とにかく無差別に人との出会いを欲していました。
今では考えられないことですが、まだパワーストーンと出会う以前、会社勤めをしていた頃、
僕は夜の12時前に家にいることはほとんど無く、合コン、イベント、飲み屋、夜カフェ、友達との集まり、
とにかく街や人の多いところにいました。
異業種交流会的な内容の会にも多数出ましたし、自分がそういうものやカップリングパーティーを
主催したこともありました。
しかし…今はその当時の友人で、深い付き合いをしている人はほとんどいません。
まぁ数々の出会いを作ったので、それがきっかけで周りで色々な繋がりは生まれましたし、
たまに連絡を取る友人は何人かいますが、ほとんどが正直なところ、名刺を見ても
顔すらも思い出せないのです。
実は僕の本当に大切な出会いは全て、
「自分から人と繋がろうとすることを止めた時から生まれ始めました。」
むやみやたらに人と出会ってもそれには何の意味もありませんよね。
こんなことは説明するまでもないのでしょう。
実はこの頃にも一つ大きな挫折と言うかショックな出来事があり、僕は外部との接触を避け、
ひたすら仕事をした時期がありました。
それがタオを立ち上げた時なのですが、人生とは本当にその時に必要な状況を与えてくれるもので、
基本的に仕事が嫌いだった、ちょっと浮ついたところのあった僕が、
その時期真剣に仕事に打ち込んだのも必要で与えられた状況だったのだと思います。
先に書いた人と繋がろうとすることを止めた時というのはまだもう少し先になるのですが、
実はこの会社を始めて1年半後に僕は結婚することになりました。
結構電撃結婚的な状況で、一緒に暮らし始めて分かったのですが、
僕の奥さんはその当時まで、かなり酷い躁鬱でした。
お互いの事をさほど深く知る前に一緒になったこともあり、もう彼女のお腹には子供もいましたから、
何とか良い方向へ行くようにと必死で色々な事を試しました。
幸い色々な出会い、ご縁に恵まれながら、少しずつ改善の糸口を見つけることができ、
現在はもうほとんどそういった状態になることも無いほど良い変化があったのですが、
当時は完全に仕事と家庭のみ。
他の付き合いなどはほとんど無い状態が1年半くらい続いたのです。
元々は外に出たがりの僕ですから、その時のストレスは本当に強いものでした。
しかし、その1年半の間に僕の中で右に傾いていた天秤が左に傾きなおすような変化が
起こっていたのです。
元々携帯電話の電話帳には僕は機能を使い切るくらいの電話番号が入っているようなタイプの人間でした。
初対面の人にもまず連絡先を聞いたりして、自分でも人間関係にマメな方だったと思います。
しかし、その1年半を経た後、僕は数回あった人の連絡先も知らないと言うほど、
自分から電話をかけることも少なくなり、外部との広がりを作ろうと言う意欲が無い人間になっていたのです。
仕事と家庭で、自分の時間が取れないという時間を長く経験したことから、昔のように
たいした用も無く人と会ったり、遊び友達という感覚がかなり希薄になったのだと思います。
しかし、僕にとって重要な出会いが広がりだすのは実はこのタイミングからだったのです。
本当にこの人と会ってみたいなぁと思った人や興味を持った人に、会うべきタイミングで
引き合わせてもらったり、その人たちが更に人を紹介してくれるような事が
少しずつですが、多く起こるようになっていました。
現在の僕は、どちらかというと人付き合いに不精な方かもしれません。
しかし、何か困った時や、○○ができる人という感覚で探してみると、
悪くてもそういう人を誰かが紹介してくれるという状態にはなっています。
そして一人一人がとても存在感として大きいのです。
クリスタルガーデンを設計していただいたYさんという風水設計士の方もそうですし、
その方からも何人も素晴らしい方をご紹介いただきました。
ほとんどの人とは年に1、2回程度しか会うこともないのですが、
それでもなぜか縁が途切れないのです。
変な肩の力や欲的なものが抜けたのかもしれませんし、自分自身が必要とする人にとって
興味をもたれる何かを身につけたということなのかもしれません。
もちろんこれまでも、引き合わされたと感じる人との出会いは幾度もありましたが、
自分自身の未熟のせいか、その時点においては何かしらの学びの為に、離れることになったのか、
長く続く人というのは少ないように思いました。
しかし、この時からの人の繋がりは、何かゆっくりだけど、しっかりと木を育んでいくような
速い流れではないけど、後々まで繋がっていくようなそんな出会いにとても恵まれてきたと思います。
それは、一体何が変わったのでしょうか…??
僕自身の運?魂のステージ??
それともそういう時期に入ったから??
これらも少しは要素としてあるのかもしれません。
しかし、僕は一番大きな要素としては【求めなくなったこと】が大きいのではないかと感じています。
もちろん夢や希望、自分が欲する状況などを求めることは良いことです。
そこから得られるエネルギーや力はとても大きいものですし、
夢や希望を決める事で、そこに到達するエネルギーが回りだすという経験を幾度もしています。
ただ、ここで言う【求めなくなった】というのは出会いを求めないと言うよりも、
【見返りを求めなくなった】と言うことなのです。
おそらく僕はたくさんの人と知り合おうとしていた時、
具体的に誰かに見返りを求めるということはありませんでしたが、
自分の空虚な心を埋めたいとか、多くの人と知り合っていく事で、
自分自身の無力感や足りないものを埋めたいと思っていたのだろうと感じます。
そして、出会いの度に、この人はどういう人なのか、 肩書きや、その人の人脈、職業、
持っているもの等を見て、無意識のレベルで、自分にとってメリットがあるとか
ないとかを判断していたのだろうと思います。
つまり、出会う人から僕に返ってくる見返りを僕は無意識レベルで求めていたのだと思います。
これは僕の経験のみを主観的に書いたものですが、僕の今の時点の結論としては、
何かしらプラスのものを与えることができる人には人は集まってくる。
それは無意識レベルでそのようになっていればそれこそ一番理想の形だと思いますが、
意識して努力しても良いと思います。
後は肩書きや、その人が持っているもの、表面的な部分で人を見るのではなく
本当にその人と関わりたいか【気】的に伝わってくる何かを感じ取っていければ良いと、
個人的には考えています。
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